マンゴーの王様! アルフォンソマンゴーとは

マンゴーの王様! アルフォンソマンゴーとは

 

インドでは、3月から5月にかけてがマンゴーの季節で、道路端には露店が並び、食卓にのぼることが多く、レストランなどでもマンゴーを取り入れた季節のメニューが出されるようになるのだそう。

なかでも、マンゴーの王様と言われる「アルフォンソ」という種類で、特にラトナギリという地方で栽培されたものは、ひときわ味が豊かだと珍重され、手摘みの高級なものは日本のお中元のようにギフトとして送り合ったりされているといいます。

そんなアルフォンソマンゴーは、シンガポールでは、誰もが食べている有名な食べ物というわけではないのですが、当地で暮らすインド系の人たちにとってもマストな季節の食べ物なのでしょう、リトルインディアで売られているのを見かけます。

一番見つけやすいのはムスタファセンターですが、他にも、リトルインディア一帯にある食料品店でも置いているところがちらほら。特にインド食材を多く扱うマーケットのテッカセンターの北の脇にある通りに行ってみると、マンゴーを売っている店がいくつかあります。

それらの店をのぞいて見ると、アルフォンソだけでなく、インドではさまざまな種類のマンゴーが収穫されているのが分かります!インドといってもその国土は広大。各地域で異なった種類のマンゴーを栽培しているのですね。

リトルインディアの食料品店のおじさんにアルフォンソマンゴーについて聞くと、「ああ、アルフォンソはな、インドのあそこでしか採れない、とか言ってボンベイ辺りの金持ちが一箱300ルピー出して買ったりするけどなー、そっちの方が美味いわ」と、バンガナパリと言うマンゴーを指して言いました。

実は筆者も、いろいろな店で買ったアルフォンソマンゴーを何度か食べてみましたが、マンゴーの種類が多く食べられるシンガポールで暮らしているせいか、正直な感想をいうと、格別に美味しいとは感じられなかったです・・・。

ただ、アルフォンソは、日本のアップルマンゴーやキーツマンゴーなどとは異なる、品が良く濃厚な香りが特徴で、インドの人に夏の始まりの季節の風物詩として食べられている特別な存在だということはよく理解できました。

もしこの季節にシンガポールに旅行でいらしたら、日本で手に入れるのは難しい他の数多くの種類のマンゴーとともに食べ比べしてみるのも一興かなと思います。

マンゴーに限らず、シンガポールで売られている果物野菜は、買った後、家で追熟して食べるのが普通です。マンゴーは、少し柔らかくなって黒い点が出ているようなものが食べ頃ですので、すぐに食べたい場合は店頭ですでにそのようになっているものを選ぶと良いでしょう。