シンガポールでの引越しにあたって注意するべきこととは?

シンガポールでの引越しにあたって注意するべきこととは?

在住ライターが、観光、暮らし、学校などについて、役に立つシンガポール情報をお届けします!

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ついこの間、年が明けたと思ったらもう3月!海外在住の日本人にとって、3月・4月といえば、日系企業の年度始め・終わりで駐在の方の本帰国と赴任が多く、出会いや別れの季節といえます。

そんな訳で今回は、赴任予定だけでなく、移住をされる方などのためにも、シンガポールでお部屋探しをする際に考慮するべき点についてお話しします。日本とシンガポールでは留意すべき点が色々違うんですよ!

部屋の向き

日ざしの強い南国のシンガポールでは、北向きが最良です。リビングや主寝室が日ざしの強い方角を向いていると、当然、部屋の気温が上がるため、エアコン代がかかります。また、家具や備品の色あせや劣化もひどくなります。

日本では考えられませんが、赤道に近いシンガポールでは、年の初めと半ばでは日のさしてくる方向が変わってくるため、北向きと言っても、窓が北東や北西に向いている場合は、季節によって日が差す事があり、注意です。

ですので、希望するコンドに複数の空き物件がある場合は、北向きの部屋を選ぶようにすれば、より快適にシンガポール生活を送れるでしょう。

階数

シンガポールでは部屋の階数は高い方がおすすめです。蚊が出るのは5階くらいまでと言われ、他の虫の多さもそのくらいから変わってくるかなという感じです。

そして、シンガポールのコンドは、デング熱などの伝染病を媒介する蚊を駆除するための薬剤を週一、二回噴霧するところがほとんどなのですが、低層階ではその煙幕が窓から入って来ることがあります。

また、シンガポールのコンドには各ユニットにダストシュートが付いていて、ゴミは一番下の階にたまるようになっています。低層階に住んでいて、ダストシュートを伝いゴキブリが這い上がって来るという話もちらほら聞きます。道路や工事、MRTなどの騒音も、高層階になるほど聞こえにくくなりますね。

部屋の周りの環境

シンガポールのコンドは、子供のプレイグラウンド、BBQピット、ファンクションルーム、テニスやバスケットのコートなどを備えています。

ファンクションルームとは、パーティなどができる共有のホールです。ファミリー向け物件のあるコンドでは、週末にここで子供の誕生会が開かれる事が多く、その際は子供の元気に遊ぶ声が響きます。

欧米人の多いコンドではBBQをする人が多く、BBQピット周辺は、においや煙も漂いますし、話し声も聞こえます。また、人によっては大型スピーカーを持ち込んで音楽を流す人もいるため、結構な騒音になる事も。

テニスコートも、意外とボールを打つ音が響きます。利用者が多いコンドの場合は騒音と感じられるかも知れません。

同じコンドの中でも格別安いユニットがありますが、そういった場合は、これらに面した低層階である事が多く、騒音が気になる方は注意をされた方が良いと思います。

また、シンガポールのコンドの建設ラッシュは一段楽した感が強いですが、それでも、空地や古い建物に面している場合、新築や建て直しで工事が始まる可能性がなきにしもあらずです。シンガポールに限りませんが、飲食店街に面するユニットも騒音がある可能性が高いですね。

スクールバス

お子さんが日本人学校に通う方に限る話ですが、日本人学校のスクールバスは特定のコンドに寄る運行ルートが固定されていて、変更が難しいようです。

また、ご希望のコンドにスクールバスが来ていても、人数オーバーで乗れない事態もあるらしいので、学校への事前の確認が必要です。

インターに関しては、大体どの学校のスクールバスも、どこに住んでいてもドア to ドアで対応してくれますので、その限りではありません。

水周り

新築物件などで、排水溝までなだらかな傾斜がつけられてなく、水が排水されないと言う場合もままあるようです。その場合は工事の手配が必要になります。

洗面台や台所の排水のパイプからの水漏れがないかも、内覧の時に確認すると良いでしょう。湿気の多いシンガポールでは、水漏れや排水残りがあるとすぐにカビたりするので掃除が大変です。天井や壁にシミがある場合、水漏れ、雨漏りの可能性がある様ですので、注意して見られると良いと思います。

普通のコンドでは聞いた事がありませんが、築年数が経ったコンドやHDBには、お風呂をためられるだけの給湯能力のないバスルームがあるようですので、見学される際は出力を確認された方が良いかも知れません。

設備・備品

私は、入居の鍵の引渡しの時に、大家、または大家側のエージェントが同席している時に、故障しているところなどの写真を撮ります。
それを一覧にして、自分の側の不動産エージェントにメール送信してそのメールを保存しておきます。必要になった事はありませんが、退去時にもめた時に証拠として見せるためです。
オーナーサイドに送っても良いですが、不満の苦情と思われるといけませんし(笑)、写真を撮った姿は先方に見せており、証拠を握っている事は向こうも分かっていますから、私はあえてそこまでしていません。

入居時に備品が故障していても神経質になる必要はありません。
シンガポールの賃貸契約では、契約書に、入居一ヶ月以内に発生した故障の修理費用は大家持ちと記載されているの一般的です。サインをする前に、契約書にその条項が入っているか確認しましょう。

小さなお子さん

シンガポールのコンドは落下防止柵のない設計がほとんどですが、ファミリー物件では子供の落下防止に、窓に「グリル」と呼ばれる柵を付けている事が多いです。

小さいお子さんがいて、入居を希望するユニットにグリルが付いてない場合は、大家さんに付けてもらえるか聞いてみると良いでしょう。
契約前につけてもらなかった場合でも、スタンダードな契約では、新たな設備を設置したい場合は、大家に了承を取った後、借主側の費用負担で、となっている場合がほとんどですので、設置が不可能な訳ではありません。

退去時

入居時きれいでなくても、退去時にきちんと清掃しないで返却すると敷金からクリーニング費を引くと言われる事があるようです。入局時にご希望のコンドが相当汚い場合は清掃を入れてくれるよう交渉した方が良いかも知れません。

電気、ガス、水道は引渡しの翌日切れる様に手配します。エアコンや電化製品、水道の動作確認ができないと、問題箇所の特定ができないとして敷金の返還が約束されない場合があるためです。電話はいつ切れても大丈夫です。